2021年11月号の『日経サイエンス』を読んでいたら、面白い記事があったのでシェアします。 内容としては、ペニシリンを作る青カビ(ペニシリウム・ルーベンス: Penicillium rubens)がアメリカ合衆国イリノイ州の『州の公式微生物(Official State Microbe)』に選定されたというのです。 イ...
サイエンスニュース
サイエンスニュースの記事一覧
先日、Yahoo!ニュースに「大学院生16%借金3百万円以上 文科省研究所が全国アンケート」という記事が掲載されていました。 文科省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が2020年度の修士課程卒業(見込みを含む)する人を対象に行ったアンケートで、1万6311人が回答したようです。 Yahoo!ニュースの記事を元に...
太ったお母さんから生まれた子どもは、大きくなったらお母さんと同じように太る可能性が高い。 このことはさまざまな疫学調査で示されているようですが、その因果関係、分子メカニズムなどはわかっていませんでした 東北大学学際科学フロンティア研究所の楠山譲ニ助教らが、妊娠中の母親の運動によって子どもの将来的な糖尿病リスクを軽減する...
2006年に山中先生がマウスの由来のiPS細胞の作製を報告してから15年。 2012年に「一回分化した細胞でも、もう一度何にでもなれる細胞に戻れる(初期化)」を示した功績からノーベル賞を受賞しています。 また2013年には「iPS細胞ストックプロジェクト」が始動し、たくさんの国のお金が「iPS細胞を再生医療に使う研究」...
2020年にノーベル賞を受賞したことで話題になった「ゲノム編集」。 受賞した2人の研究者( エマニュエル・シャルパンティエ所長、ジェニファー・ダウドナ教授)ともに、女性研究者であることも話題になりました。 臨床だけではなく、研究室レベルでも広く行われている「ゲノム編集」。 「ゲノム編集」の一つの制約でもある、「特定のP...
2020年3月27日現在。新型コロナウィルスは世界的なパンデミックを引き起こしています。 3月のお花見のシーズン真っ只中、不要不急の外出は避けるようにと自粛ムードたっぷりでやってられない人も多いのではないでしょうか。 このサイトは科学ブログサイトということで、世の中の興味を席巻している「新型コロナウィルス(COVID-...
2019年のノーベル賞週間も終わり、科学界も少し落ち着いてきました。 今回はノーベル医学生理学賞を受賞した「細胞の低酸素応答の解明」について、もう少し深掘りしてみようと思います。 ノーベル賞に関しての速報記事は軽く触れたものが多く、深掘りされている記事が少ないように思います。 その理由としては、ノーベル医学生理学賞は...
先日2019年のノーベル医学生理学賞が発表されましたね。 ノーベル賞を受賞したのは、グレッグ・セメンザ、ピーター・ラトクリフ、ウィリアム・ケーリンの3氏です。 この3氏がどんな研究をしてノーベル賞に輝いたのかをご紹介する前に、ノーベル賞を受賞する人ってどんな経歴を持っているのか少しご紹介しようと思います。 どんな大学...
2019年のノーベル医学生理学賞が2019年10月7日に発表されました。 「細胞がどのように酸素の濃度を検知して応答するのか?」という謎の解明を試みた一連の研究を行ったウィリアム・ケーリン(William Kealin)、ピーター・ラトクリフ(Peter Ratcliffe)、グレッグ・セメンザ(Gregg Seme...
令和元年6月11日、政府が約10年ぶりとなるバイオ分野の国家戦略「バイオ戦略2019」を取りまとめました。 バイオ分野の国家戦略とはどういうものか? 今後どんな分野に政府が力を入れようとしているのか? を少し解説していこうと思います バイオ戦略2019ってなに? その前はどんなバイオ戦略があったの? 外国と比べて日...
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えいこラボの管理している研究員のえいこと申します。
このラボでは「サイエンスをもっと身近に」をテーマに、科学(特に生命科学を中心に)の研究をわかりやすく解説していきます。
科学の世界に興味があるけどよくわからない、大学の研究室って何してるの?という疑問にお答えしていきます!
ラボツアーをお楽しみください。
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