最近、学術論文には必ずと言って良いほど付いている「DOI」。 「DOI」のことを「ドイ」と読んでいるあなた!読み方はどうやら「ドイ」では無いようですよ。 出版された論文には必ずと言って良いほど付いていて、中には論文を引用する時には「DOI」を掲載しておけば間違いないと言う人もいます。 一体全体、学術論文などに付与される...
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以前、「Excelのせいで遺伝子の名前を変更」というニュースが話題になっていました。 Excelの便利機能とも言える、数値自動的に変更してしまう機能。(例えば”1-1”と書くと”1月1日”もしくは”44025”などの数値になってしまいます) この便利機能のせいで、「ヒトの遺伝子の略称を勝手に日付に変換されてしまう問題」...
2020年にノーベル賞を受賞したことで話題になった「ゲノム編集」。 受賞した2人の研究者( エマニュエル・シャルパンティエ所長、ジェニファー・ダウドナ教授)ともに、女性研究者であることも話題になりました。 臨床だけではなく、研究室レベルでも広く行われている「ゲノム編集」。 「ゲノム編集」の一つの制約でもある、「特定のP...
生命科学系の実験で必ずと言って良いほどやるのが、細胞の染色です。細胞を染色するときに必ず行う核の染色。 核の染色でよく使われるのはDAPIやHoechstですが、その違いをあなたは説明できますか? 核を染色するときに何気なく使っている、染色試薬ですが「どうして」その試薬を使うのか、ちゃんと理解して説明できるようになって...
生命科学の分野はとても幅広いので、微生物を扱う人、細胞を扱う人、動物を扱う人、PCで生命現象を解析する人など様々だと思います。 私は大学4年生の時はもっぱら微生物と戯れていて細胞なんて扱ったことはなかったし、大学院では動物と戯れる日々でした。 そんな動物と戯れている人たちにお届けする今回の記事は、『「凍結切片」と「パラ...
生命科学系の多くの研究室(特に哺乳類を扱う研究室)では、必ずと言って良いほど組織染色をやらされます。 というのも、標的の組織がどうなっているのか視覚的にはっきり見やすく手軽に行えるのが組織染色だからです。 研究室だけではなく、医療の現場でも病理解析のために組織染色は良くやられているようです。 ちょっと前のドラマですが、...
生命科学系の実験で、細胞の中の細かい構造体を見たいときには蛍光プローブを使って観察することが一般的になっています。 蛍光プローブが発する蛍光を観察する方法として、「蛍光顕微鏡」を使う場合と「共焦点レーザー顕微鏡」を使う場合があります。 「蛍光顕微鏡」は細胞を観察するような倒立型位相差顕微鏡に付属していて、手軽に使える印...
実験データを示すとき、あなたはどんなグラフを使いますか? もちろん実験系によって様々です。 薬剤投与における継時的変化を追うのであれば折れ線グラフを、二つの群の分布の違いを表したいときには散布図を使ったりしますよね。 生命科学の世界で最も一般的行われるのは、「2つの群(もしくはそれ以上)のある値を比較する」こと。そのた...
私たちに身近なグラフといえば、日々更新される新型コロナウィルスでの新規感染者の推移となってしまいましたね。 このグラフは推移を表していて数値は一つに決まってしまうのでエラーバーはついていません。 しかし、科学の世界ではエラーバーがついていないデータは信用に値しないとみなされてしまいます。 エラーバーに標準偏差(SD)と...
二つの変数に関連・関係性があるかどうかを言うためには、「相関係数を計算する」と言うステップを踏みます。 科学の論文などでは「濃度依存的に遺伝子の発現が変化する」と言いたい時には、ただ棒グラフや散布図を見せるだけではなく、「薬剤の濃度」と「遺伝子の発現量」の相関係数を計算する必要があります。 他にも「ある2つのタンパク質...
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このラボでは「サイエンスをもっと身近に」をテーマに、科学(特に生命科学を中心に)の研究をわかりやすく解説していきます。
科学の世界に興味があるけどよくわからない、大学の研究室って何してるの?という疑問にお答えしていきます!
ラボツアーをお楽しみください。
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